アートと本をプロデュースするスタジオ・エム・オー・ジーの公式サイト

ABOUT STUDIO M.O.G.

有限会社スタジオ・エム・オー・ジーは2000年3月31日にコンテンツ制作会社としてスタートしました。現在は、なかひらまい(作家・イラストレーター・画家)のアート作品を中心に、本やウェブコンテンツ、ワークショップなどを企画・展開しています。2012年には DONUT を設立。音楽関係に特化した本などをプロデュースしています。

なかひらまい が アートラッシュ「海に住むもの達」展に参加


今年も、夏の企画展に参加させていただきます。何となく参加を決めてしまった「海」をテーマにした企画展。海は無意識を表すとよく言われますが、描いてみると混沌とした感じが出やすい気がしました。はっきりしない、ふわふわ、もやもやした感じの中に、なかなか意識化されない宝物がたくさん含まれているのかも。たくさんの海の作品で涼んでくださいね。

アートラッシュ企画展Vol.258 『海に住むもの達』展

開催期間:2016年7月20日(水)~8月1日(月)
会場:代官山アートラッシュ(〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-14-10 トゥワォン代官山103 tel 3770-6786)
営業時間:
水・木・金・土
AM11:00~PM7:00
月・日・祭日
AM11:00~PM6:00
定休日:火曜日 (入場無料)

=参加作家=
牧瀬茜(絵画)
高田美苗(絵画・造形)
原政人(造形)
もきゅん(造形)
ささきりえ(金属造形)
Bird Deco(造形)
清葉(切り絵)
なかひらまい(絵画)
八代繁広(遊木造形)
H@L(絵画)

なかひらまい より ご報告

■2月21日(日)の小さな絵本のワークショップは無事終了しました

今回のワークショップは、6ページのジャバラの本文に、ゼロから絵や言葉を描いてもらい、製本まで仕上げるというもの。けっこう上級編です。絵を描くのはハードルが高いという人も多いと思い、色紙を切って貼る方法も考案、英字スタンプなども用意しました。いきなりオリジナルの絵や物語を作るのも大変であろうと、テーマも「グリーティングカードを作ろう」としました。ところが、その予想は簡単に覆されました。初めての方でも、一つの小さなきっかけから、絵を構成して、オリジナルの作品を作ることができました。

昼間にいらした、お母さんと1歳のお子様は、最初はなんとなく猫の素材をお子さんと一緒に貼り付けていたのですが、そのうちお子さんが好きな車を折り紙を切って作りはじめました。猫がバスの窓から顔を覗いていたりと、なかなか可愛い。最後にバス停まで作って切り貼り。表紙も水玉の折り紙と手書き文字を組み合わせてなかなかすてきな仕上がりです。もう一人、なんと飛び入りで、小学生の女の子が参加。彼女は絵を描くのが大好きだそう。6ページの構成でまとめること、表紙と裏表紙を作ることなど必要最低限なことをお伝えしただけで、どんどん自分の世界を描いていきました。6ページに色んな表情の木が描かれ、ページごとに猫などの動物がいたり空が晴れたりと木の表情が変わります。文章はつけなくても、絵物語になっています。彼女だけ、表紙までガッツリ絵を描いて行きました。素晴らしい。

夜の部では、友人の日本画家の先生、湯浅紀美子さんと、日本画教室の生徒さん。スタイリストの八巻真理子さんが参加。スタイリストはファッションの専門家ですから元からセンス抜群です。紀美子さんの生徒さんも、すでに個展もされるほどの実力のある絵描きさんです。夜はプロチームとなりました。この4人は、ジャバラの使い方をすぐに把握。日本画チームは、あの短時間でちゃんとオチの付いたページ構成をしています。紀美子さんは卵がだんだん孵化していく様子。可愛くて生き物のデッサンがさすがです。小沢博記さんは、少女が飛ばした願い付きの風船が行く先は?ブラックユーモアの6ページ。フクダユウヂさんは、縦に延びる構成で、ロボットを肩車する縁の下の力持ちたち…現代社会の闇を象徴?、これまたブラックユーモア。八巻真理子さんは、グラフィカルな作品。全体を開いてみても、折って分割されても美しいデザインに仕上げています。これもジャバラの特性を活かしています。

「横に伸びる」「ページがある」というジャバラ本は、いろんなデザインや、絵物語の原型的なものが作りやすいのかもしれない、ということがおぼろげにわかってきました。また、プロとかアマチュアといった枠もなく、誰でも潜在的に創作の才能を持っていること、クリエイティブになれることを実感した1日でした。素晴らしい収穫をたくさんいただいた感じです。制作には、だいたい2時間ぐらいかかりました。長い時間、作品を作ってくれた参加者の皆様に、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。また、素晴らしい機会をくださった、信愛書店の原田さんにも、感謝申し上げます。(なかひらまい/作家・イラストレーター・画家)

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